RUNTEQとは?
株式会社スタートアップテクノロジーが運営する「RUNTEQ」は、楽ではないから身につく「本物の実装力」を育てる就職直結型Webエンジニア養成スクールです。
Ruby on Rails※を中心にWebエンジニアの必須スキルを最短で学習でき、独学と実務の差分を埋めたい方向けに開発現場の声を徹底的に取り入れたカリキュラムを用意しています。
つまり、スキルをしっかり鍛え上げるために学ぶというしっかりした目的意識をもって入ると、大きな効果がきたいできると評判のスクールです。
以下ではWeb上の口コミ・評判とスクール内容を検証しながら、RUNTEQの魅力と課題、受講は買い?かをみていきたいと思います。
※ Ruby on Railsはプログラミング言語RubyでWeb開発をする際に、効率化をするため必要な機能をあらかじめ用意した枠組(フレームワーク)です。
これを利用することで開発がしやすくなり、日本のまつもとゆきひろさんが開発した日本初の言語ともRubyは世界中に広がりました。
RUNTEQの口コミ
さまざまなスクールをみてきて、RUNTEQの口コミ・評価はかなり高い部類のものだと思います。
RUNTEC社によるアンケート
RUNTEQのサイト自体が公開している評価は、以下のとおりです。
受講生へのアンケート結果
アンケート項目 | 現役エンジニア講師への質問対応への満足度 | 担当キャリアトレーナーへの満足度 | コミュニティへの満足度 |
満足度 | 4.3 | 4.5 | 4.2 |
卒業生へのアンケート結果
アンケート項目 | RUNTEQの受講に対する満足度 |
満足度 | 4.5 |
他社によるアンケート結果
Web上でのアンケートとして、コエテコ(https://coeteco.jp/brand/runteq)のアンケートを参考にしました。
総合評価:4.7
個別評価:
カリキュラム | 講 師 | 料 金 | 両立しやすさ | 転職サポート | カウンセリング | フォロー |
4.6 | 4.4 | 4.4 | 3.9 | 4.4 | 4.5 | 4.7 |
それ以降2023年6月29日現在までの60件の回答をもとに作成しましました。
この数値については、若干説明が必要なところがあります。
まず、個別評価が満点の5点の回答が、すべての個別項目で5点であるということではありません。
・総合評価について:
個々の評価は評価として、個別に評価されることとは別に、全体としてみたらどうかという総合評価になっているために、総合評価は個別評価の平均ではありません。
総合評価は、いろいろ気になる点はあるけど、自分としては大満足、といった実感に基づくものです。このような評価アンケートはそういう結果として示されるものだという理解が必要です。
そうしたことを踏まえながら、それぞれの点数が何を語っているのかを考えていきたいと思います。
RUNTEQで学ぶメリット
コースの充実度に期待できる
コースは実践的で着実なスキルアップが狙える。
課題解決型のカリキュラムとなっているため、開発現場で自走できる実践的スキルが身につく。
単純な新規アプリ開発だけでなく、既存サービスのバグ修正や新機能追加を通して、現場で必須となるコードリーディングのスキルを培うことができます。
こういう講義について、受講生は、答えをすぐに与えられるのではなく、どのように考えることから始めればよいのか、といったより重要な学びのチャンスになっていること感じ取っている。
しっかりした理解を積み重ねるために、あいまいさを残すことないスキル指導を受けているが、難しいし課題も多いが、「ふりかえると分かるようになっていた」と自己成長を確認できるようだ。
受講生の感想の多くは、しっかりとコースに着いていけば、他のスクールでは到達できないであろう高レベルのスキルが身についたというものになっている。
基礎コースのレベルで、他のプログラミングスクールの全コースの内容が終わり、さらなる実践的なスキルが身に付けられる。
これが、RUNTEQで学ぶ多くの体験です。

RUNTEQのカリキュラム
RUNTEQのカリキュラムは以下のようになっています。
- プログラミング入門
- Ruby入門
- 開発基礎知識
- Web技術入門
- データベース入門
- Rails入門
- JavaScript入門
- データベース/SQL基礎
- Ruby基礎
- JavaScript基礎
- Rails基礎
- RSpec入門・演習
理解度確認

- Rails応用
- ActiveRecord演習
- Ruby応用
- インフラ入門
- プロダクト開発
オリジナルウェブのアプリケーション作成
API編
かなり盛りだくさんですね。これを9ヵ月という短期で学習し、おわったら実践的に対応できるエンジニアになっているというのがカリキュラムの内容です。
講師の技術力に期待できる

口コミでは、講師陣の技術力が高く、質問などに十全に応えてもらっているという感想が多いです。
これは、講師の教育方針が、受講生が陥りがちな理解の仕方、考え方を捉え直して、理解度に合わせた指導をおこなう力量を持っているからでしょう。
RUNTEQによれば、講師は全て現役エンジニアでCTO(最高技術責任者)経験者もおり、カリキュラムに関することだけでなく、学習項目にはない技術的な質問への回答、学習方法やモチベーションに関する相談も大歓迎とのこと。
モチベーションが維持できる。

RUNTEQで学ぶには、自走的な学びのスタイルを身に付けるとよいと思いますが、そのスタイルを個人で身に付けるのは、なかなかたいへんなことです。
とくにプログラミング学習は挫折率は高いといわれています。
そこでRUNTEQでは、挫折しないためのサポート体制作りに力をいれています。
疑問・質問がでたら講師に質問し放題
現場目線でコードの書き方、考え方をアドバイスし、実践でいかせる知識がみにつくように、個人面談や技術面談等、種々の相談にのってくれます。
質問力が身につく
また、フォーマットに沿った質問の仕方などを身に付けることなど、現場で活かせるコミュ力が身につけられるなど、単なる座学、独学ではみにつかないスキルがみにつきます。
質問受付は24時間体制
質問は24時間で受け付けられ、早急に回答できるように努力しています。
※ かつては、質問への回答が遅いというクレームがありました。最近の口コミなどをみると改善されているように思えます。
学習記録で進捗を把握してくれている
週一回、学習記録を提出することになっており、受講生の学習の進展を把握しています。
学習記録については、ちゃんとしたコメントが返ってきます。
近況把握と励ましがある
学習が止まっている人には、それを配慮した連絡がある。
コミュニティで受講生同士交流でき刺激し合える
スクールがコミュニティを作っており、受講生同士の交流ができる。
他の学習者とのコミュニケーションがとれ、モチベーションが維持できる。

RUNTEQのデメリット
仕事との「両立がしにくい」?
個別評価が低くでている項目の第一は、『両立がしにくい」です。アンケート結果で低い数値がでているのは「両立のしやすさ」です。
これは、忙しい人には向いてませんよ。ということではあるのですが、それだけのメッセージだと思ってしまうともったいないです。

両立がむずかしそうって声が多いんだけど?



確かにね。でも、それをこなしてきた受講生や卒業生からのアンケートだから、「高いスキルが得られる講座だから、それにみあった学習時間がいることを覚悟しよう」というメッセージでもあると思うよ。
コースは高度なスキル獲得をおこなうために、自らを鍛えることを前提としている。
これをRUNTEQは「自走力」と呼んで重視しています。
「自走力」を身に付けさせるこれがRUNTEQでの教育の本当の強みです。
楽して手に入るものなどたかが知れているのです。
そのために就業中の方で、仕事がかなり忙しい方は、両立に苦労するかもしれません。
でも、受講生によれば、「1日4時間程度の学習時間の確保ができれば両立はできる」とのことです、9ヵ月間とはいえ時間確保を継続する覚悟が必要でしょう。




働きながらで時間がどうしてもという方には、入学前の事前学習が推奨されています(RUNTEQのHP)。
※ 人生を自由にするためには、労働時間の短縮が不可欠の課題ですね。
70%の料金を厚労省が給付する!!
2023年10月から、料金の最大70%、385,000円が給付されることになりました。
これは、RUNTEQの「Webエンジニア転職コース (Ruby on Rails専攻)」が、
①経済産業省の第四次産業革命スキル習得講座
②厚生労働省の専門実践教育訓練給付制度
の認定を受けることができたからです。
つまり、最大30%の自己負担で、これまで555,000円していたコースが165,000円で受講できるわけです。
これは、かなり美味しいお話しで、
RUNTEQの講義は、以下のようになっていました。
講義期間:9ヵ月 1000時間以上
料金 :550,000円
55万円ともなると、まとまったお金になり、スキルを身に付け、転職や昇格に結びつけようと思っても少し負担が大きいのでは、といった口コミ・評判があったから、まさにユーザーの気持ちにぴったりの環境が出来たことになります。
550,000円の授業料の時は、まとまったお金で躊躇する気持ちはみなさん持っていると思うのですが、それでも当時の口コミで多かったのは、
- ①高いスキルを身に付けられる内容を考えるとコスパが良い。
- ②他のスクールと比べると高額どころかかなり安い。
- ③望んだ転職ややりがいのある仕事をみつけて、所得も上がり、そのための投資だと思えば、高額だとは思わない。
というもので、RUNTEQに、お金をかけるのがムダとか、レベルが低く期待外れだというコメントは以前にも見当たらないことです。ただし、しっかりと学ぶ決意と努力がないと、高度な内容についていけず挫折する可能性があることも指摘されています。
イメージ化するとこんな感じです。



いいかげんな気持ちで受講しない方がいいよ。



でも頑張ると効果絶大だよ。
これまでは、こんな感じ。
それが今や次の様な感じになりました。



10月からは、政府から70%の給付金がもらえるんだ!


新たにWindowsに対応。もうMacだけじゃない


以前はMacのみだった
RUNTEQはこれまでMacのみに対応し、受講にはMacは必須としてきました。
これは、Web、Webデザイン関係では、まだまだMacの力が強い影響力を持っているからだと思います。
ところが、このたび受講希望者のニーズに合わせて、Windows対応をすると、連絡がありました。
これで、Macだけしか使えないのというデメリット(?)がなくなり、より広く受講生を迎え入れることができるようになったわけです。
Mac使ったことがないので、という躊躇は不要になりました。
実は僕はMacユーザーで、Macのグラフィック対応力や、ユーザーインターフェースは優れものだと思っているのですが。
受講に使えるパソコン仕様
受講できるパソコンの仕様については下記をご覧ください。
MacとWindouws共通
・メモリ:16GB以上(8GBでも問題ありませんが、カリキュラムを進める上で作業が重くなる可能性がございます。)
・ストレージ:256GB以上
Mac
・モデル:Mac Book AirまたはMac Book Pro どちらでも学習可能です。
・チップ:M1またはM2どちらも学習可能です。
・製造年数:発売から3年以内の製品(3年以上前の製品でも挙動が問題なく動いていればお持ちのもので学習を始めていただいても構いません。)
Windows
・OS: WIndows10 or Windows11の64bit
・CPU:Intelの場合Core i5以上かつ6コア以上、AMDの場合Ryzen5以上かつ6コア以上
ということで、受講に際してはSPECを確認してご参加下さい。
RUNTEQの対応は丁寧でない?


いつでも質問を受け付け、適切な回答をあたえることを目指しているというRUNTEQですが、
確かに講師には24時間質問ができる体制が設けられているけど、
「実際は面談は月2回に限られていて、十分な話が話ができなかった」
「質問をしても返答までの時間がかかりすぎ」
といった指摘もされています。
すべての対応が上の指摘どおりではなく、非常に親切にわかるまで指導してもらえたということを協調するアンケート結果もあります。
受講生と講師の個性や人間関係への関わり方などにも左右される内容ですが、問題が生じたときはちゃんとそれを伝えることが大切です。
RUNTEQの転職サポートは十分/不十分?
RUNTEQでは、プログラミングのスキルを学ぶだけでなく、培った技術を職業に活かすための転職サポートを行っています。
例えば youtubeのエンジニア転職チャンネル【RUNTEQ公式】を参照して下さい。


https://www.youtube.com/@_runteq_
RUNTEQの就職サポート
そのためにRUNTEQは、就職を支援するためのサポートをおこなっています。
- エンジニアとしての将来のイメージ造り
入学当初からの自己分析をし、エンジニアとしての未来像造りを支援しています。 - 履歴書・経歴書の作成支援
履歴書造りや経歴書造りで添削などのお手伝いします。 - PF作り
自分のスキルを示すPF(ポート・フォリオ)作りのお手伝いをします。 - 面接練習
面接練習もおこなっています - 会社探し
RUNTEQでは、会社紹介をおこなっています。
Web系開発会社の内定率98%の実績とのこと。
RUNTEQの就活支援については、無料キャリア相談会を開催しています。
RUNTEQ無料キャリア相談会に申し込む就活サポートに対する口コミ・評判
就活サポートについてのアンケート数値も相対的に低めです。
ちゃんとした対応をしてくれなかったといったものや、そもそも紹介企業数が少ないといったコメントもあります。
ただし、先にみたコエテコの就活サポートの4.4ポイントで、低い評価点をつけたものの中には、まだ受講生であって、就活が始まっていないために評価ができないとして、3.0ポイントとして実際は評価していないものも少なからずありました。
逆に、就活を成功させた卒業生のアンケートは、5.0ポイントが多く、また、総合評価も高くなっていました。
と、いうことで、口コミ・評判を見るときには、結果の数値だけで判断せず、すこしそのあたりのことを考える必要があると実感しました。
RUNTEQによせられるQ&A
- RUNTEQの受講生は何人でしょうか?
-
受講生は10,000人を超えました。
- RUNTEQは分割払いができますか?
-
はい。可能です。
- プログラミングの経験がなくても問題ありませんか?
-
経験がある方が進みやすいのは当然ですが、多くの受講生はプログラミングの経験がなく、他業種からの受講生も多いので、基本的に心配することはありません。
- 転職・就職のサポートについては年齢制限がありますか?
-
35歳以上の方の転職・就職サポートはありません。
RUNTEQの無料相談会と特別キャンペーン
無料相談会
実際の内容については、実際に自分で確かめて、自分で善し悪しを判断することが大切です。
RUNTEQはプログラミング学習についてだけでなく、キャリア形成や学習方法などについての相談を無料でおこなっています。
確かめなければはじまりません。
これは「自走力」を身に付けるための第一歩です。
現金50,000円のキャッシュバックがある期間限定特別キャンペーン実施中


RUNTEQは2023年8月1日から8月31日まで、現金50,000円がもどる期間限定の特別キャンペーンを行っています。
キャンペーン応募のためには、以下の注意事項の確認が必要です。
初めて入学をされる方全員に現金50,000円をプレゼントするというものです。
ちょっと大きなチャンスですね。
※ ただし、厚労省からの補助金は10月1日以降の入学から適応されます。入学日程は相談して決められるので、入学申込の日程にはご注意を!
RUNTEQの評判口コミまとめ
RUNTEQについて以上をまとめると:
- RUNTEQのコースは高度で実践的で、短期のスキルアップが狙える。
- 講師陣の技術力が高く、質問などに十全に応えてもらえる。
※ ただし、自主的に質問していくことが大切ですよ。 - 1,000時間を目処に学習をしていくことが求められ、そのための決意が必要になる。
- コミュニティを通じて他の学習者とのコミュニケーションがとれ、スタッフの支援も含めてモチベーションが維持できる。
- 就活・転職のサポートが受けられる。
しっかりしたスキルを獲得したい本気の受講生にとって、大きな成果を得られるというところが魅力です。
大切なのは自主性です。
受講生同士のコミュニケーションをとりつつ、挫折を回避して目的を達成できそうです。
高スキルを獲得して自分の未来を切り開く、真剣にそう思う人には、それに応えるサービスを提供してくれそうです。

