転職・就職を考える時に、よく言われるのは、「スキルがあれば鬼に金棒」。
目的を持たずにスキルを沢山取得するというのはオススメしませんが、
自分の目的があり、その中での選択肢を増やすという意味でスキル取得を目指すのは、現実に結びつくチャンスを広げることになるし、中にはそのスキルを磨くことが趣味になって、人生が広がる切っ掛けになることもあります。
ここでは、その中から、事務系スキルとしては持っていると重宝されるし、フリーランスとして活躍する際も役に立つ、簿記・会計のスキルに焦点を当てて、2022年には公認会計士の4割以上の合格者を育てた簿記・会計士資格スクールCPA会計学院での学びについて、口コミ・評判を検証したいと思います。
ちなみに、私の実体験ですが、簿記については細かくは知らないままで、日商簿記3級クラスの基礎ぐらいは身に付けたいとCPAの無料簿記クラスを受けてみた感想も述べてみたいと思います。
※ なお、大学時代、友人達と徹夜で簿記のテスト勉強をして、そのまま寝坊して単位を取り損なったという「黒歴史」を持つ僕は、その後経済学を教える教員になって、さすがに、自己流だけど簿記については身に付けたいと勉強した経緯がありました。
数年前にCPA会計学院の無料講座を受けたのは、たまたま、確定申告しなきゃという境遇になって、簿記についての知識の不足を感じて、とにかく簡単で分かり易い解説をしているWebページがないものかと探していたからで、まったくの偶然だったんです。
1100円のテキスト(市販:当時)を購入すれば、講義CPAラーニングが自体はタダになるのも、切っ掛けの一つです。
僕は、会計士の資格を取ることを目的にはしていませんでした、それでも講義は最後までついて行けて、分かり休み2につく実感がありました。それ以来、「簿記の勉強始めるならこれ使うといいよ」と学生たちにも推薦してきました。
したがって、本ページでの検討は、会計士になるコースそものもを受講した訳ではなく、その入り口のところを受けた一個人の感想と口コミ・評判を通じて、CPA会計学院の講座を評価することになります。
以下を読む方は、ここでの検証が、その点での限界を含むことを予めご理解下さい。
特にCPA学院が公認会計士コース以外をⅠヵ月980円と激安の動画配信をしている今なら、体験的にネット講座を受けてしっかり力を付けておいて、公認会計士の道を考えてみるというのもいいかもしれません。
※ CPA会計学院で学ぶは下のバナーから。
CPA会計学院とは
CPA会計学院は、CPAエクセレントパートナーズ株式会社が運営する公認会計士育成に特化したスクールです。
同社は、会計人材を育てることを目的に、会計人材の転職をサポートする『CPASS(シーパス)キャリア』や、“人とつながり、可能性を広げる社交の場”である『CPASSラウンジ』、簿記・会計を完全無料で学べるプラットフォーム『CPA learning』なども展開しています。
簿記・会計資格環境の大変化
お話しを進める前に、注目すべきことは、簿記・会計を学ぶ人びとが目標とする税理士や公認会計士の資格取得環境が大きく変化し、難関とされていた資格取得年齢が大幅に若返っていることだ。
以下、雑誌『東洋経済』の記事をみてみよう。
税理士
有資格者の平均年齢が60代の「税理士」ですが、若い世代を取り込もうと、受験資格の要件を緩和し始めました。かつては日商簿記1級の取得、法律学か経済学の履修などが条件でしたが、それらを撤廃。現在では高校生、文学部や理工学部の大学生でも、受験できるようになっています。少しでも若者に振り向いてもらいたいということでしょう。
公認会計士
一方、「公認会計士」の試験では若年化が先に進み、今や合格者の平均年齢は24歳という若さ。ある資格予備校のトップに聞いた話ですが、優秀な生徒には高校3年の時点から青田買いに動き、大学生になった時点で自分の予備校に入学してもらう。そして「講座の受講料をほぼ無料にする代わり、わが校の広告塔になってほしい」とお願いするそうです。大企業のリクルーターも真っ青のフットワークです。
『東洋経済』「【特集】食える資格と検定&副業100」2023年4月29日・5月6日合併号(https://str.toyokeizai.net/magazine/toyo/20230424/)
CPA会計学院のホームページには、この記事が同学院の代表へのインタビューによるものと記されています。
東洋経済様の【特集】食える資格と検定&副業100」に、CPA会計学院の公認会計士講座について当社代表国見の取材記事が掲載されました。
また、日商簿記のページではCPAラーニングの登川講師のインタビューとCPAラーニングも紹介されております。
(https://www.cpa-learning.com/new-release/180010)
僕には、税理士と公認会計士をしている友人がいます。
以前は、資格試験の中でも大変難関だと言われ、資格修得までは、けっこう年月がかかるものと思ってきました。でも、だいぶ様子が変わってきたのかな、とも思います。
税理士 | 公認会計士 | |
合格率 | 18.8% | 10.1% |
税理士の場合は、ここ数年の合格者数は増えてきたが、受験者数はあまり変わらないので、合格率は多少増え気味のようです。
公認会計士の場合は、合格者数は増えつつあるも、受験生の数はそれよりも大きく増えているため、個々近年の合格率は、下がり気味のようです。
CPA会計学院の講座の特徴
脅威! 公認会計士の合格者数の4割はCPA会計学院受講生
CPA会計学院受講生 | 総数 | |
合格者数 | 606人 | 1,456人 |
合格者全体に占めるCPA学院受講者の割合 | 41.6% | 100% |
さて、先にも書いたことですが、上の表で一目瞭然のように、CPA学院の公認会計士合格支援力は、業界ダントツという状況のようです。。
CPA会計学院学んだ資格取得者は、全体の2.1人に1人にも及びます。
これは、すごい数値ですね。
※ ただ、現在の執筆時点で、CPA会計学院で学んだ受講生が何人受験しているかの数値がないので、CPA会計学院の受講生の合格割合は判断できていません。
CPA会計学院が成果を出している二つの柱
講師の力量と教育メソッドが考え方の根本からを理解させてくれる
プロ講師が、重視しているのは、表面的な理解ではなく、どうしてそうなのかという「考え方」を押さえることです。理解度重視の講義をしていて、分かり易く、納得しながらすすめられることに心がけているとのことで、講座を受けてみると、スッキリと分かり易いという印象でした。
解答のテクニックではなく、深い理解があれば正解にたどりつくのが当たり前、そういう姿勢なんでしょうね。
ポイントがしっかり分かるテキストと講義との一体感が分かり易さをアップしている
もうひとつの柱は、テキストのできがとても良いということです。
テキストは、重点と理解の進捗を配慮して、分類され、構成されていて、かなり分かり易くなっています。テキストと配信動画の講義内容のマッチ度が良くて、そのおかげで動画は見やすいし、動画のおかげで本も読みやすいという、相乗効果が生まれています。
受講生は、配信された動画をみながら、テキストを利用していくわけですが、このコラボがよくマッチしていることは、理解度をすすめるうえで大きな役割を果たしています。
どちらかというと、動画の講義は淡々と進んでいく感じがしますが、それは講義内容が、きちっと整理されているからだと分かります。自分がどこを学んでいてどこに向かうのかといった学習における位置関係を理解しやすく、途中わからなことがあってもすぐに解決につながるようなまとまった構成になっています。
資格試験などを特集した他のテキストでは、しばしば、例題として過去問題をそのまま載せていて、それが躓きの石になってしまうといったことがあるが、CPAのテキストは、学習内容にそって理解を深める中身になっていて、練習意欲が湧きます。
質問や学習について相談できる体制がある
質問は、早く回答がほしいとイライラしたりすることってありますよね。
CPA会計学院では、講師に加え、合格者チューターも常駐しており、論点の質問から悩み相談まで、いつでもどこでも質問・相談ができる体制を構築していて、イライラのストレスがかなり軽減されます。
学習環境がそろっている。
利用者に最適な学習環境が配慮されていて、受講生は、校舎・ラウンジにある自習室はWi-Fi完備、全席にコンセント配備があり、そしてiPadをレンタルしてもらえます。
飲食スペースなどがあり、適度にリラックスしたり、栄養補給しながら勉強できます。
リアル教室の校舎の所在場
CPA会計学院は、新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校を展開しています。
新宿校
水道橋校
早稲田校
日吉校
大阪梅田校
CPA会計学院のメリット
公認会計士合格者数はダントツ
繰り返しになりますが、CPA会計学院の本かコースの受講生の論文式試験の合格者は、2022年には606人で、占有率41.6%とダントツでした。2023年でもその勢いは衰えず、合格者は786人、全合格者のうちの50.9%と半数を上回るところまで増加しています。
この理由の一つには、スクールが、早稲田や慶応などの高偏差値大学や国立大学に近接していて、そこに通う受講生が多いという要素も考えられるかもしれません。
しかし旧大手のスクールの存在も視野に入れると、それらも質の良い学生を集めて合格者数を高めて、さらに集客しようと努力してきているわけで、それでもCPA会計学院のみで5割台を占有するのは、学生の質によるのだというのは自然ではありません。
そのこと以上にCPA会計学院の授業の内容や指導に優れていると判断するのがよいと思われます。
いつでもどこでも隙間時間に勉強できる
授業内容の動画が発信されていることと、テキストのできがよいことから、いつでもどこでも隙間時間に勉強が出来ます。
公園や喫茶店、図書館など落ち着くスポットの利用もあります。
モバイル環境を整えれば、ワンポイントだけでなく、ときどきは気分転換というのもストレス解消には良いものです。
周囲にライバルをと思えば、校舎の1ボックスの机でiPhonをレンタルして勉強っていう手もあります。
単調なクラシックを聴きながらは、暗記によいといわれるが、今日は暗記だ!と、行き先を変えるのも良いでしょう。
CPA会計学院は校舎以外にもラウンジを持っていて、そこも利用できるから、自分にあったスタイルで勉強できる可能性が広がります。
CPA会計学院のラウンジの在るところ:
大宮 | 渋谷 | 国立 | 横浜 | 京都 | 神戸 | 難波 | 博多 |
講義とテキストが分かり易い
講義にはCPA会計学院編著のテキストが用いられています。
これは、実体験からくるものだけど、テキストは要点をコンパクトにまとめ上げているだけではなく、ページの有機的なつながりをよく考えてあって、とくに長期の講義を受けているときに、自分の進捗状況やこれから何を学べば良いのかといった迷子にならない、工夫がされています。
それが、自習を中心に勉強をすすめる時にすごく訳に立ちます。
例えば、日商簿記3級用の基礎的なテキストでも400ページ近くありますが、終わってみるとそんなにあったっけと思うぐらい頭に整理されているのがわかります。
分からないところ以前学んだところと関係づけて、理解するのもし易く、便利です。
僕は社会科学に関連して簿記の本を少し学んできました。
その少ない経験の中から言うのだが、僕がこれまで読んだ簿記の解説書の中でも「いちばんわかる」内容でした。
CPA会計学院のデメリット
Googlemapのレビューなども含めて?
みなさんもGooglemapを見ると、店舗などには、利用者のレビューがついているのを知っているよね。
☆が5つ並んでいたり、自由なコメントがついていたりする。
受付に難あり?
その中でCPA会計学院について一番多いクレームは、受付の対応や受付のスキルに対してでした。
色々見ていると、「受付には美女がそろっているが、対応が悪く、仕事も分かっていない、経営者は何度も頭を下げているが、そもそも外見で人を雇っていてやる気があるのか?」と、いった内容のクレームがいくつかあります。
これを信用できるクレームとして良いのかどうかは分かりませんが、学院からはトップの謝罪と改善に向けたコメントがでています。
事実無根ですという対応にはなっていないようですね。
では事実だとすると、これはこれで学ぶ環境を考えると確かに困った問題ですね。
人によっては本当に困っている人、怒っている人もいるかもしれないな、なんて想像します。
「チューターが上から目線で、態度が悪い」というコメントもあります。
その一方でtwitter(現在X)によれば、とても親切という評価もあるんです。
「チューターによって差がある」というのが、口コミにはあるが、それは事実なんでしょうね。
この点での、企業努力がどこまで進んでいるのかは、残念ながら分かりませんでした。
しかし、トップが何度も、改善に向けての発言をしており、それば良い結果になっていれば良いですね。
この先も検証を続けたいと思います。
講義内容はのクレームは?
しかし、授業内容とテキストでのクレームはかなり少ないと言えます。
講師へのクレームには言葉遣いや態度を指摘したものがありましたがが、同じ講師に(名字で分かる)出会えて良かったといった感想もありました。この先生は、結構、支持されている感じがしました。
それでも、人間関係は難しいね。
僕が共感を持ってもらうために話した中身で、学生達が反発したことがあります。
それは僕が学生だったころの大学の教員が話したことと全く同じで、僕は違和感どころかとっても共感していたものでした。
自分が前提としている価値観は、本当に共感できるかを検証しなければならないんだな、とそのとき、遅まきながら考えた次第。
あ、横道に逸れました。
総合的に考えて、CPA会計学院の講義内容はかなり良く、テキストの良さがそれをフォローし、ちゃんとついていけば、実力がつく。それを評価している受講生が多いと思われます。
CPA会計学院の授業料
公認会計士に合格するには何時間勉強すればよいのか、という質問は結構ありますね。
これは勉強の質が含まれないから、ちょっと的を外した質問かもしれませんが、Web上では、一般に1,500時間〜5,000時間が必要と言われます。
一回のチャレンジで合格できる最短時間が、1,500時間ぐらいで、再チャレンジなどを含めた合格までの全勉強時間がもっと多くなると言う具合に考えているのでしょうね。
仮に、1,500時間を300日で割ると、1日5時間となります。なぜ、365日で割らないのか、学さんなら、試験期間もあるし、そのたもろもろの必要時間から、65日ぐらいは実際に勉強する日がとれないという想定がはいっていると思って下さい。
これが最短で、かなり質の良い勉強方法を身に付けた場合だと考えてみましょう。
300日はさすがにムリ、と、500日にしたのが、1.8年スタンダードコースだと考えられるね。
500日だと、1日3時間ということになる。
無理は挫折のもとだから、心だしとスタートではやる気持ちを押さえて、経験上ちょうどよい学習期間ということで設定してるんだろうね。
1.8年スタンダードコースの料金
CPA会計学院には、1年で受講する最短のコースもあるけれど、ここでは、上の考察を考えて、1.8年で修了するスタンダードコースを取り上げてみました。
700,000円を1,500時間でということになるから、1時間当たりの授業料は466.7円となり、ワンコイン以下!!
ただし毎日5時間かかると考えて、5コイン未満になり、おおよそだと思うと、2300円余りかな。
なお、仕事と両立させて資格取得を目指す方用には、2年コースが開講されています。
授業料が負担だという人に
でも、700,000円は、それなりにまとまったお金だし、お金が潤沢にある人は少数派で、むしろ財政的に支払が厳しい人の方が多いかもしれません。
授業料免除制度
そういう人に、救いの手はないかと思ってみてみると、各コースですでに資格をとった場合などで、受講が不要になった人には割引があり、コース内容によって金額は変わるが、数万円から20万円近くの授業料免除制度があるとのことです。
奨学金制度
無利子貸与型の奨学金制度がある。
CPA会計学院生奨学金制度の中身
〇 応募資格
18歳以上、学費の支弁が困難で、公認会計士試験を受ける人
〇 支援内容
授業料全額が貸与される
〇 応募資格が継続する限り、3回まで申請できる
これを利用するのもよいと思います。
授業料聞いてちょっと焦っちゃった。
奨学金制度があって、ちょっとほっとしたな。
このあたりは、紛れのないようにするために、無料相談をしてみるのが確実ですね。
CPA会計学院の無料体験のシステムは以下の様になっています。
- 「資料請求」をする ➡ Web講義+テキスト・問題データ集「無料体験Ⅰ」のセットが送られる。
- 「無料説明会」に参加する ➡ Web講義+入門Ⅰ、入門Ⅱ、管理入門、財務会計論(計算)から
- 「無料個別相談」に参加する ➡ 同上
知らないことは教えてもらうというのが、結局一番の近道。だから、遠慮せずに問い合わせするのが大事です。扉をたたいて見ましょう。
CPA会計学院を無料で体験するには
CPA会計学院の資料請求、無料説明会、無料個別相談は、こんな人にオススメします。
- 公認会計士試験の学習内容が知りたい
- 公認会計士の資格に興味がある
- 事前に講義の雰囲気を確認したい
- 講義が分かりやすいか確認したい
- 最後まで学習が続けられそうか確認したい
CPA会計学院のまとめ
授業内容とテキストが高評価、それを基礎力として、公認会計士合格者の占有率が41.6%、自分のペースや目標にあわせて、しっかりフォーローされつつ充実した勉強ができます。
レビューでは、受付とか本質的でないところの改善の余地がありそうだけど、コースではしっかり学べて力がつくというのが、結果としてでていると思います。
限りなく☆5つに近い内容をもった学習機会を提供しているのがCPA会計学院だったという評価です。
※ 無料配信の動画は、分かり易いし、学院の雰囲気も伝わってくる内容なのでチェックしてみるといいと思います。
まずは、資料請求かなあ、と思います。
CPAのテキストを購入して、無料動画をみながら学んで、納得したら公認会計士への挑戦、というのが分かり易い選択でしょう。安心して進められますから。オススメです。